大手家電量販店パソコンコーナーの探検をしてきました
もくじ
*このページの情報は、2008年4月時点の情報です。
AV対応のノートPCについて
僕は、大画面のノート型PCも軽く持ち上げてみます。しかし、AV重視の「A4版以上の大きさのノートPCって、どうなんだろう?」って疑問が湧いてきました。こんな大きなノートPCならデスクトップ型のスリムモデルの方が断然いいと思います。
AV対応のノート型で無線LAN(wi-fi)にすれば、場所を選ばずにDVDは鑑賞できるし、インターネットにも接続できるが(TVは観られるか?)そもそも携帯電話にも同じことを感じますが「パソコンで何でもかんでもやるのは、おかしくないか?」と思ってしまいます。
たくさん周ってみて感じたことは、モバイルには適していないAV型の大画面ノートPCの陳列が多い気がしました。ノート型パソコンの価格がデスクトップに比べて安いなら分かるけれど、大きい画面のノートPCのメリットは、あまりない気がします。
しかし、僕の感想とは逆に、これからは「パソコンでテレビを観る人が増えるかもしれない」とも思いました。
今までは、パソコン機能のおまけでTVも観れるし、DVDも鑑賞できるという視点から、今後はTVを買うと、おまけにパソコンも観られて、DVDも鑑賞でき、更にインターネットにも接続できるテレビが、あたり前になってくるのではないでしょうか?
例を出すとシャープの「インターネットアクオス」のような商品です。パソコンというカテゴリーがAV機器や家電と同じカテゴリーに吸収されているように感じました。
AppleのMacBookAirを体感してみて
MacBookAirを実際に触ってみた感想として、一番最初に感じたのは「薄い!」の一言です。
正直、持ち運ぶのには、13.3インチ液晶は「やや大きい」。重量に関しては「もう少し軽いほうがいい」と思いました。
以前、シャープで販売していたMebius MURAMASA(メビウス ムラマサ)くらいかと想像していたので、思ったよりも大きかったです。
でも今後、B5版位の(12インチ)MacBookAirが販売されるのを期待してしまいます。
DELLのXPSシリーズについて
DELLのコーナーに、ものすごく大きいパソコンを見つけたので思わず店員さんに「こんなに大きいパソコンは、誰が使うんですか?」って聞いてしまった。
ハイスペックマシンであることは、間違いないのであるが「デカすぎる」と思ってしまった。すると店員さんは「ゲームをする人に向いている機種なんでよ」と明るく答えてくれました。(^^
なるほど、ゲーマー向けなんだ!
量販店の展示コーナーは、大きく4のパソコンカテゴリーに区画されていて
- 一般的なパソコン
- AVパソコン
- ゲーマーパソコン
- クリエイターパソコン
と、初めてパソコンを買いにきた人には、昔よりもわかりづらくなっているなぁ~と痛感しました。
AsusのEeePCを体感してみて
AsusEeePCの前評判は、「軽い」そして「小さい」しかも「OSはWindowsXPが動くゼロスピンドルPC」だったので、どのくらい小さいのか楽しみでした。
評判の通り本体の大きさは小さかったし、OSの起動も速く、起動テストも何回かしてみましたが、そこそこ速かったです。本体の軽さもさておき、一番いいところは「WindowsXPが動くという点」です。そして価格も5万円程度で、おつりがくるのが魅力的。
正直、サポートなどの対応やメンテナンスに少し不安はありますが、モバイルPCには最適だと思いました。本体の大きさも「電子手帳では、小さすぎだが、一般のモバイルPCでは、ちょっとかさばる・・・」
AsusEeePCは、その痒(かゆ)いところに手が届く大きさと軽さなので、これもほしい1台だと思いました。
当サイト内関連記事はこちら→Eee PCはノートパソコンじゃない?!
面白かった光景
「THE その説明じゃわからないよ~」という光景を見てしまった。
15年以上前(もっと前かも)のパソコンショップでよく見かけた店員さんがパソコンの専門用語で、お客さんに一生懸命説明をしている光景。
パソコンの事をよく分かっていない人に専門用語をバリバリ使って説明をするので、聞いている方は「???」な状態。医師が患者さんに向かって、医療用語で症状を説明しているのと同じで、何を言われているのか「わ・か・ら・な・い」状態。
実際に僕が現場で目にした光景は、DELLパソコンコーナーの販売員が、若い女性客2人に向かって「この機種のCPUはインテル製の・・・メモリは1GBで・・・」といった感じでした。
案の定、その若い女性客2人は「???」という顔をしていたので、僕は思わず「えーーー まだ、こんな説明をしているんだ・・・」と、傍から見ていて笑ってしまった。なんか、なつかしい光景を久々に見てしまいました。実際、細かいパソコン部品の説明は、どうでもよくって女性であれば「見た目」とか「ブランド名」だとかで、まずは見ると思う。
そして、
- このパソコンは、何ができるの?
- このパソコンは、他のパソコンメーカーのパソコンと何が違うの?
- このパソコンで、自分が求めていることは出来るの?
と思うのではないでしょか?
なので、この店員さんには申し訳ないが、最初の掴みの説明では「パソコンのスペックの説明は必要ない」のですよ。ましてや女性は感情脳ですから「このパソコンを使えば、あなたの望む○○を実現する事ができますよ」と言ってあげたほうがいいです。そして、説明の最後に補足として「CPU・メモリ・HDD(SSD)容量」の説明を付け加えてあげれば、より親切ですね。
少し面白い光景だったので書いてみました。
僕がパソコンコーナーを一周する時の癖
1つのパソコンを細かくチェックしていくと、全部のパソコンを見ることが出来なくなるので、1台のパソコンにあまり時間はかけません。とにかく最初は足を止めないでパソコンコーナーを一周します。
デスクトップPCは、パソコン本体の大きさをチェックする程度ですが、デザインが良いパソコンや面白そうなパソコンは思わず触ってしまいます。
次に目当てのパソコンなどを見つけたら、パソコンを一旦シャットダウンしてから、再起動をしてみます。展示されているPCは、すんなり動くはずですが、そうではなく「再起動が遅い!」と感じた場合、その機種は要チェックです。
気になったパソコンは再起動やシャットダウンを2~3回テストをして、起動時間などを体感してみます。(*AV機能重視のTV機能付きパソコンなどを購入する目的の人は実際のテレビの写り具合などチェックして見てください。)
ノート型PCのチェック時にも再起動テストをやるのですが、その前にやることは実際にノート型PCを手で持ってみます。モバイルタイプなら必ずやりますし、大画面タイプのノートPCも重量が、どのくらいなのか実際に持ってみます。
そして、メモリの増設容量もチェックします。最大で、どのくらいの増設が可能なのかも確認しておきます。又、タイピングの感触を体感する為にWordやメモ帳などを起動して、目当ての機種でタイピングをしてみます。
このような感じで僕は、パソコンコーナーを周っています。
実際にパソコンを購入する時は、お目当てのPCと他1台くらいに時間をかけますが、今回のような「ざっと見て回るのが目的」の場合は、この程度のチェックです。
面白いことにパソコンコーナーを何周もしていると、不思議と同じパソコンの前で立ち止まってしまいます。このように「思わず何回も立ち止まって自然と触っているパソコン」が自分の中で、ほしいパソコンになっていくのだと思います。
ポイントは・・・
- デスクトップPCもノートPCも「パソコンの再起動テスト」をしてみる。
- ノートPCは実際に持ってみる。
- キーボード入力をして、タイピングしやすいかを体感してみる。
- メモリの最大増設容量をチェックする。
- Windowsの場合、64bitパソコンのメモリ容量に上限はないと言われているが実際にパソコンを購入する場合は、パソコンメーカーに確認をします。
ノート型PCは前述したようにMacBookAirとEeePCでしたが、今回、気になったデスクトップPCはソニーVAIOシリーズのtype L(プラスチックパネルを採用したボード型のPC)でした。単純にカッコイイと思ってしまいました。
パソコンのデザインで購入してしまう人の気持ちも分かるような気がします。特にこういうパソコン展示場では、輝いて見えますね。(スキー場といっしょ?)
今回、僕の大手量販店パソコンコーナー探検記は以上です。
更新日:2019年03月31日