Epson製のインクジェットプリンターに買い替えた

もくじ

長年使っていたCanon製のプリンターからEpson製に買い替えをした

実に10年近く使っていたインクジェットプリンター「Canon BJF-300」の3回目の廃インクタンク満杯に伴い、とうとうプリンターの買い替えをすることになった。

Canon BJF-300は過去に2度修理に出したプリンターだった。原因は、いずれも廃インクタンクが満杯になったからである。修理費用に少し金額を足せば新品のプリンターを購入出来たわけであるが、とても使い慣れていたプリンターだったので修理に出す事にした。

それとCanon BJF-300はヘッド部分のカートリッジを取り外せるタイプだったので、過去に数回カートリッジも購入した事がある。(5,000円相当)


新しく買ったインクジェットプリンターは、EpsonPX-101

購入したプリンターは、Epson製のPX-101という機種。

金額は、一番安い機種だったが、Canon BJF-300に比べればスペックは格段に違うので、これで十分なのだ。

インクコストは、残念なことに上がってしまいそうである。まず、現段階では、詰め替え用インクが販売されていない事が痛い。それに、Epson PX-101は、独立インクなのだが、ブラックインクが2本装着されていて、黒色が無くなれば通常の2倍のコストがかかる。

「なぜ、2本なの?」と店員さんに聞いてみたら「印刷を高速にするため」なのだそうだ。嬉しいやら、悲しいやらで複雑な心境である。PX-101を購入後、自宅に戻り早速PX-101のテストプリントをしてみたが、やたら印刷速度が速い。排紙の音が凄まじく「プリンターが壊れるのではないか?」と思うぐらいガタンゴトンいって「うぉ~印刷してやるぞぉ~」という感じだ。

あまりにも、印刷時の音がうるさいのでプリンタードライバーの設定を変更をして、少し印刷速度を遅くした。そうしたら印刷時の排紙の音が静かになった。印刷速度を落としてもA4用紙印刷は4秒足らずで終了したから、この印刷速度でも十分である。

インクジェットプリンターメーカーには印刷速度よりも、インクコストを下げてほしいのと、廃インクタンクの問題を日本の技術力で、なんとかしてほしいと願ってやまない。


思わぬ誤算「ルーズリーフ」の印刷で四苦八苦

残念なことに、Epson PX-101は、右側に穴のあいた用紙をセットすると印刷ができない。

これには、凄く困ってしまった。というのも、1日の行動記録をつけている用紙がB5版のルーズリーフなのだ。

Canon BJF-300は、機種は古いが、右側に穴のあいた方向にルーズリーフ用紙をセットしても印刷ができた。

マルマンB5ルーズリーフ_無地

マルマンB5版のルーズリーフ(無地)


Epson_PX-101_ルーズリーフ設置例_1

右側に穴があいていても、Canon BJF-300であれば印刷ができた。


Excelで作成している行動記録シート

1日の行動記録は、表計算ソフトのエクセルを使って作成した1日のスケジュール兼日記シートである。

現在では、行動記録用紙に書く事が日課になっているので、行動記録のエクセルシートの印刷が出来ないと非常に困るため、何とか印刷ができる方法を考えた結果、エクセルシートの印刷設定を変更することで「右側に穴があいている用紙」にも印刷が出来るようになった。


行動記録用紙は、無地のルーズリーフの表と裏の両面に印刷をするのであるがPX-101は、右側に穴のあいた用紙をセットしても印刷が出来ないので、左側に穴のあいた状態で用紙をセットすれば片面の印刷は穴のあいていない紙に印刷をする時と同じでルーズリーフにも印刷をすることが可能だ。


Epson_PX-101_ルーズリーフ設置例_2

穴のあいた方向を左にすれば、通常に印刷はできる。


印刷設定で180度回転にチェックを入れる

印刷されていない裏面にはエクセルシートの印刷設定を180度回転にして印刷をしたら成功したので「おー印刷できたー」と胸を撫で下ろした。


PX-101を購入する前までは、Canon BJF-300と同じようにルーズリーフの印刷は出来るであろうと思っていたので、先入観とは恐ろしいものである。

そもそもプリンターを買い替えるキッカケになったのが、この行動記録用紙の印刷なので「うそ!ルーズリーフの印刷できないの!?」と思わず声をあげてしまった。こういう事は、購入してみないと分からないので、仕様が無いのかもしれない。


とても便利な機能に「両面印刷」があった

例えばメルマガや無料PDFファイルの文章を印刷する場合「冊子の印刷機能」があって、通常ならば4枚印刷なところ、文字は小さくなるが冊子の印刷機能を使うと2枚印刷で済む。つまり「冊子の印刷機能」は、用紙の節約とインクの節約にもなり、すごく重宝しそうな機能である。


PX-101の両面印刷設定画面

「両面印刷」にチェックを入れて「両面印刷設定」をクリックする。

PX-101の両面印刷のブックレット(冊子)設定画面

「ブックレット」にチェックを入れる。


翌日、冊子版の印刷をしてみた感想

PX-101を購入した翌日、プリンターの両面印刷設定で冊子版にする印刷を試してみた。

冊子版の印刷が便利だと感じたのは、冊子版の大きさであればコンパクトなので持ち運ぶのに良い。又、A4版で印刷をすると枚数が多くなってしまうPFD資料も冊子版で印刷をすれば、紙の節約にもなるので経済的にも助かる。

例えば100ページのPDFファイルを両面印刷する場合、両面印刷機能が無かったCanon BJF-300では、PDFソフトのacrobat5.0の印刷設定で「奇数ページ・偶数ページ印刷」という機能があった為、片面50枚を奇数ページで印刷した後に、もう片面50枚を偶数ページで印刷をする。我ながら、とても手間のかかる両面印刷をしていたものだ。

しかし、Epson PX-101の両面印刷機能を使えば、わりと簡単に両面に4ページ分の冊子印刷ができるので、100ページ分の資料は25枚の用紙で事足りるのだ。その分、文字は小さくなってしまうが、紙の節約になるので、なんだか嬉しい。

更に印刷設定で白黒印刷にしている為、カラーインクも微量の消耗はするけれど、冊子版の印刷にすることで、インクの節約にもなっているはずだ。

そんな冊子版の印刷であるが、初めて使ってみた両面印刷機能が面白いので、もう少しだけ冊子印刷をして遊んでみようと思う。


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更新日:2019年04月13日


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